
ともさかりえ「トリドリ。」
数日前に手に入れて、それからずっと聴いてます。
客演として林檎ちゃんやカエラの名前ばかりが表に出てるような気がするんですが
アルバムを通して聴いてみればこの作品が間違いなく「ともさかりえ」の新作であることが
ハッキリとわかると思います。
ここに並んだ8つの作品はどれも「ともさかりえ」に対して当て書きされたものです。
曲としては先に存在していたようなもの(Mother Gooseとかね)もあるようですが、
歌詞とアレンジに関しては間違いなくともさか仕様に仕上げられたものばかり。
当然ここに集った曲たちは「ともさかりえ」という歌い手が居なければ成立しません。
この「トリドリ。」というアルバム。個々の楽曲のクオリティがおっそろしいぐらい高いのにも
ビックリさせられますが、りえちんの歌唱も9年前とは大分変わってるような気がします。
以前から曲によって随分声の表情が変わるタイプの歌い手さんだなと思ってはいたんだけど
今作ではそれに深みが加わったというか。「あれっ!こんな歌い方が出来る人だったっけ?」
みたいな発見もオイラにとっては凄く楽しいものでした。
「都会のマナー」はPVまで作ってるし、アルバムのリード曲として扱われているようですが
個人的には林檎ちゃんが書いた曲よりも浮雲や伊澤が書いた曲の方がお気に入り。
特に浮雲が書いた「目覚め」とかね。浮ちゃんってこんな心地よい曲が書ける人なんだ。
全8曲、時間にして35分程度のこの「トリドリ。」というアルバム。
CDに十数曲収められることが当たり前の今では8曲という曲数は少ないかもしれません。
でも個々の曲の中身が非常に濃いですから、これはこれでいいんじゃないかな。
このアルバムってさ、手に取ってくれた人から末長く愛してもらえるような、そんな素敵な
作品に仕上がってると思うよ。兎に角オススメな1枚。